カイプロの西川です。月5,500THBで会計士・弁護士・社労士などの日本人専門家にいつでも気軽に相談できる顧問サービス「カイプロ」を運営しています。(詳細はこちら

本サービスへご相談のあった内容から、広く皆様に知っていただきたい内容を共有いたします。
本内容が皆様の会社運営の一助となれば幸いです。

回答者:BM Accounting 長澤(社会保険労務士、米国公認会計士(inactive))

長澤さん写真

※本内容は執筆時点(23年9月)のものです。
※本内容は顧問サービス「カイプロ」ご契約者様へ提供した内容のうち、一定期間経過したものを利用しています。

健康診断は有害業務従事者を除き任意

ご質問の要約

タイでの健康診断の受診義務について教えてください。(頻度、受診項目)

カイプロ専門家の回答

有害な環境で勤務する労働者の健康診断にかかる労働省令(Labour Regulation about Medical check-up for risk environment worker)において、以下の場合(健康上リスクのある有害物質を取り扱う場合など)には、法定の健康診断が入社時及び年に1回必要となります。

・有害化学物質の保管・取り扱いを行う環境
・ウイルス、細菌、真菌などの保管・取り扱いを行う環境
・放射性物質の保管・取り扱いを行う環境
・高温、低温、振動、気圧、光、音などが危険な環境

上記の健康診断の受診項目は心身双方にかかるものと法律上定義されていますが、実際の健康診断の際には身体に関わる項目のみが通常実施されています。

また、上記の有害な環境に該当しない場合には健康診断自体が法的には不要(任意)となります。

以上となります。

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