カイプロの西川です。月5,500THBで会計士・弁護士・社労士などの日本人専門家にいつでも気軽に相談できる顧問サービス「カイプロ」を運営しています。(詳細はこちら

本サービスへご相談のあった内容から、広く皆様に知っていただきたい内容を共有いたします。
本内容が皆様の会社運営の一助となれば幸いです。

※本内容は執筆時点(22年10月)のものです。
※本内容は顧問サービス「カイプロ」ご契約者様へ提供した内容のうち、一定期間経過したものを利用しています。

リエントリーパーミット(re-entry permit)の概要・取得手続き

ご質問の要約

「リエント-パーミット」について、概要、申請方法をご教示いただけますでしょうか?

カイプロ専門家の回答

回答者:TNY Legal 永田(弁護士・弁理士)

永田弁護士の写真

リエントリーパーミットの概要

リエントリーパーミット(再入国許可)は、保持するVISAについて、出国によっても効力を失わないようにするための許可です。VISAは入国・滞在の許可ですので、入国後に出国すると失効するのが原則です。そうならないようにするためにリエントリーパーミットを取得します。リエントリーパーミットにはシングル(1度のみ)とマルチプル(複数回)があります。元のVISAと同じ期間リエントリーパーミットの効力があります。

申請方法

申請方法は2通りあります。

  • イミグレーションで事前に取得
  • タイから出国する際に出国当日に主要な国際空港・陸路国境などで取得(スワンナプーム空港では、出国審査場内にある専用カウンターで手続き)

空港でのリエントリーパーミット取得は出発当日フライトチェックインを済ませた後になります。

空港での手続きの方が簡便かとは思いますが、手続きができずに(せずに)出国してしまうと、VISAが失効しますので、事前にイミグレーションにおいて手続きを行う方が安全です。

(カイプロ注:BOI・One stop service利用の場合、初回入国後のWP取得・VISA延長時に併せて取得することが可能です。)

以上となります。

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